くんぞうの独り言~4月、新学年スタート~
進学、進級おめでとうございます。
4月は児童、生徒にとって進学したり、新クラスになったりで、これまでと環境ががらりと変わる人も多いかと思います。新たな出会いに期待したり、希望を抱く人もいるでしょう。このわくわくする時期に、ただなんとなく日々を過ごすのではなく、やるべきことを意識して毎日を過ごせると良いですね。
新学年の始まりにおいて一番重要なことはまず、学習環境を整えることです。一日の、一週間の、一か月の大半は学校の授業を受けて過ごすのですから、ここをいかにここちよく、勉強に集中できるスペースにするかが今年度の学校生活や学習成績を左右することになるかもしれません。毎日をリズムよく、マイペースで、楽しく進めていけるよう、周りとコミュニケ―ションをとりながら環境を整えていきましょう。クラス全員と仲良くなる必要はまったくありませんが、ひとりぼっちというのも少しさみしいような気がします。気の合う友人がひとりでもいると安心ですよね。生涯の友と出会えますように。
次に意識すべきは学級担任、各教科担任に与える印象です。人は、相手の人物像を、その人の第一印象で作り上げることが多いように感じます。ですから、この時期に先生方に対して積極的にコミュニケーションをとっていくことはとても大切です。明るく素直で元気な印象を与えられるとなお良いです。内申書、調査書を書き、各科目の評定を判断するのは担当の先生方です。これらを少しでも良くするための努力をこのような観点からもしてみると、重要な場面で何かおまけがつくかもしれませんよ。
さらに、昨年度の反省を踏まえて、今年度の目標を立てましょう。指針を示し、ぶれずにまっすぐ進んでいきましょう。受験という大きな目標がある人は具体的な点数を設定し、それに到達するような計画を立て、実行していきましょう。
学習支援室も新しい風が吹き始めています。新しい生活になじめず、リズムが整わないようなときは、自分の居場所がいつもある支援室からリズムを作りなおしていきましょう。勝手知ったる場所で自分のペースを取り戻して、普段の生活パターンを築き上げていきましょう。
受験生にとって、大変プレッシャーのかかる一年が始まりますが、根を詰めて勉強だけしていても息がつまり失速します。一年はそこそこ長いので、初めから全力ではなく、7~8割の力で息切れすることなく、最後までしっかり継続できるように、運動して体力を維持しながら、志望校へ合格すべく毎日の計画を進めていきましょう。また、生活にもメリハリをつけ、やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ、最新のニュースなどにも耳を傾け、社会を観察し、本を読み、不思議なできごとや、調べてもよくわからない疑問は親や先生にたずね、話し合い、よく食べて、よく寝て、心と体の健康を保ちましょう。
この先一年間の皆様の健闘を期待します。
以上、注文の多い独り言でした。