「十二支のおはなし」を、小さな子ども達にも分かりやすくしたミニシアターです。
お正月にちなんだ、十二支のおはなしシアターをみんなで見ました。

むかしむかし、神様が、動物たちを集めて言いました。
「新年のあいさつにきたものから順番に12番めの動物を、一年間ずつその年の王さまにしてあげよう」
動物達は、大喜び。


中でも、一番に喜んだのは、ねこ。
「ぼくが、いちばんになってやる」と、おおはしゃぎ。

でも、大事なことを忘れてしまいました。
「あれ?あいさつにいくのは、いつだったかな?」
すると、ねずみさんが言いました。
「1月2日だよ」
あれあれ?本当は1月1日なのにね!

しっかり者のうしさんは、みんながまだ眠っている夜に神様のところへ出発しました。
その、うしさんの背中の上にピョンととびのったのは・・

「あっ、ねずみさんだ!」
子ども達が教えてくれた通り、ねずみでした。

年が変わり、新年のお正月。
神様のところへ一番にたどりついたのは・・・
うしさんではなく、背中にのっていたねずみさん。
次に、うしさん。
とら、うさぎ、たつ・・・

へび、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのしし、と次々に動物がやってきました。

そういえば、ねこさんはどうしたのかな?
気になりますよね。
1月2日に神様のところへいきましたが、約束の日が昨日だったと聞かされます。
それからといもの、怒ったねこがねずみを追いかけるようになったといわれているそうですよ。

「十二支のおはなし」、いかがだったでしょうか?
もともとは、ちょっと難しいお話ですが、子ども達もよく知っている動物が登場してくるので
指をさして教えてくれたり、時には笑い声もあがったり・・・。
楽しくシアターを見ることができました。

シアターを見た後は、みんなで土塁公園へでかけました。
すると・・・
「あっ、ねこさん!」
十二支のおはなしにも登場したねこを発見!
偶然ですが、なんだかこの出会いにほっこり(*^_^*)


暖かな日差しがとても心地よく、みんなで楽しく遊んできました。